SLを中心に地域の全面支援を受ける第3セクター
2002年6月探訪

乗って、見て,感じたこと  2023年6月
@ SLだけに力を入れているようだ。
A 一日乗車券はなく、ホームや駅舎にも宣伝用の掲示物はあまり見られない。
B 鉄道グッズもほぼない。ホームページも情報が少ない。
C 朝は高校生で込んだいる。下り(下館→茂木)は1両だが、上りは2両。真岡駅でたくさん降りる。
D 沿線自治体の支援は変わらず行われているのだろう。保線もしっかりしていて車両もさほどゆれない。
E 真岡駅はSLづっくし。「キューロック館」もできて、より充実してきた。
F SL以外では会社の頑張りは感じられない。
G 車内アナウンスは中国語もあるので、一時は多かったのだろうか。
H イベント列車はない。SLがあるのだから当然か。
I 券売機は旧式だった。益子駅には券売機もなかった。一般客は当てにしていないのかな。

2023年6月 2回目の探訪
     
下館駅 下館駅から下館二高前の間  下館二高前 
     
 下館二高前から 上り(下館行き)は2両編成  久下田駅 
     
 久下田駅から真岡駅へ 久下田駅  新しい踏切 
     
 真岡駅にて 真岡駅から茂木駅へ  北真岡駅 
     
 七井駅 益子高校へ 多田羅駅  多田羅駅から茂木駅へ 
     
 上り列車 上り列車は2両編成  PC枕木 
     
 茂木駅にて 茂木駅にて  茂木駅にて 
     
茂木駅にて  茂木駅にて 小学生の見学  茂木駅 
     
 茂木駅からの未成線は遊歩道 茂木のそば屋  茂木駅 ターンテーブル 
     
市塙駅  益子駅  益子駅 
     
 益子駅 益子駅 レンタサイクル  真岡駅 
     
真岡駅  真岡駅  真岡駅 
     
 真岡駅 真岡駅   真岡駅
     
 真岡駅 D51 真岡駅  真岡駅 ターンテーブル 
      
 下館駅 下館駅にて    

1回目 2022年6月10日
  6月10日に訪れました。真岡鉄道は茨城県下館市と栃木県茂木町の41.9qを結ぶ第3セクター鉄道です。1987年に国鉄真岡線から転換しました。沿線の栃木県芳賀地域が強力に支援しており、SL真岡号を毎週土・日に運行しています。真岡駅の駅舎がSLの形に作られているのは有名だと思いますが、茂木駅や益子駅も自治体の協力で目をひくような建物になっています。
 平成11年度の統計では、旅客輸送人員(年間)が152万7千人、1日1q平均通過人員(輸送密度)が1,924人、全事業営業損益が−630万8千円となっており、ローカル私鉄としては大健闘しています。鹿島鉄道との比較はこちらのページをご覧下さい
 車両はすべてレールバスです。朝夕は高校生が多く、2両または3両編成ですが、それ以外は1両で運行しています。平日の昼間でも真岡市の付近ではわりあい乗客がいました。
 真岡鉄道の沿線地域は地域としての一体感があり、沿線地域の自治体がまとまって支援しています。それに比べて、鹿島鉄道の沿線地域は石岡市・新治郡玉里村・東茨城郡小川町・行方郡玉造町・鹿島郡鉾田町というように郡がバラバラであり、とても一体感があるとは言えません。また、真岡鉄道沿線には、下館市と真岡市の2つの都市がありますが、鹿島鉄道には石岡市だけです。真岡鉄道には益子町という観光地があり、SLの運行が地域の人達の誇りにもなっています。

 

  
開業14周年・真岡鉄道愛護会のペナント        レールバス

 
 SL形の真岡駅、手前は客車           真岡駅の展示車両