1日2往復で廃線寸前、和歌山県のみかん鉄道 有田鉄道 2002年8月探訪
2003年1月1日廃線。2023年8月に鉄道公園を2回目探訪

     
 JR藤並駅 有田鉄道の始発駅だった 橋上駅になっていた  有田川鉄道鉄道公園 
     
 SL ディーゼル機関車  展示施設 
     
 動態保存されているレールバス 乗車も出来る  綺麗な状態である 
     
 動態保存されているレールバス 休日なので観光客が来ていた  走行中 
     
 金屋口駅へ 金屋口駅ホーム  金屋口ホーム 
     
 金屋口駅前の食堂 金屋口駅  展示施設内の鉄道ジオラマ 
       
 展示施設前のホーム 金屋口駅 現在はバスターミナル   

    みて、感じたこと  2023年8月
@ 有田川町が整備し、車両の管理はボランティア団体に委託している。
A よくぞここまで公園を整備し、車両の動態保存をしているなと感心した。街とボランティアの人たちに頭が下がる。
C まだまだ整備したいI車両があるらしい。 


  

 JR藤並駅のホームにあるかつの改札口 10時と12時だけの時刻表(土日・祝日運休) 

  

 始点藤並駅の有田鉄道ホーム  草がはびこっていた   JR線に並行してのびる線路

 

 藤並駅からは終点の金屋口まで有田鉄道のバスが運行している

有田鉄道の現状 平成11年度
設立
営業
キロ
旅客輸送
人員(千人)
輸送密度
(人/日)
鉄道営業
収入(千円)
営業損益
(千円)
収支係数 全事業経常
損益(千円)
1913 5.6 18 49 8,489 ▲14,337 268.9 63,022

見て感じたこと
@ 8月中にも廃止届を出すとのこと。1日2往復では、鉄道の使命は終わったのだろう。
A 現在、保存鉄道として残そうと「ふるさと鉄道保存協会」と地元の人々が検討中とのこと。
B 有田鉄道に乗ることはできなかった。午前中2本では、とても日程が合わなかった。
C 始発のJR藤並駅は、小さな田舎の駅。これでは有田鉄道で藤並に来ようとは思わないだろう。
D 藤並駅からは同じ有田鉄道が、鉄道終点の金屋口まで定期バス(といってもマイクロバス)を運行している。鉄道の必要はない!?
E かつては沿線のミカンを運ぶ鉄道としても活躍したのだが、今は見る影もない。
F ホームは砂利敷きでところどころに草も顔を出している。

関連HP   ふるさと鉄道保存協会