住民の存続運動が実り、2003年4月1日から、三岐鉄道が運行を引き継いだナローゲージ
1回目 2003年12月に探訪
ICカードも使える、地域密着の小さな電車
2回目 2020年12月探訪
近鉄の廃線決定を受けて、住民が存続運動を展開し、三重県と沿線自治体の数十億円にのぼる支援が実現した。貨物輸送があるために黒字経営を続ける三岐鉄道が運行を引き継ぐことになり、2003年4月1日から「新生北勢線」として、スタートした。電車の色も黄色の三岐鉄道カラーに変更されている。利用者第一の経営方針よく反映されている。また、「地域とともに歩む三岐鉄道北勢線」を前面に出して、PRを展開している。(2003年記) 2020年現在も「地域とともに歩む」市政に変わりはない。クリスマス列車も走らせ、子ども達にも愛される鉄道を目指す。近鉄、JR、養老鉄道の桑名駅は改築して完全に橋上駅となり、駅周辺の整備も進行中である。北勢線がこの中で取り残されることなく、駅間の接続が改良されることを望みたい。 |
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橋上駅に会チックされた桑名駅 | 桑名駅に隣接するレトロな西桑名駅 | ICカードも使える自動改札機 |
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北勢線グッズのポスター | 西桑名駅構内 | 西桑名駅ホーム |
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3両編成のクリスマス列車 | 桑名駅ホーム | 狭い 車内 |
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平日昼間の車内 | 北勢線キャラクター・鉄道むすめ「楚原れんげ」 | 駅名標 |
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終点の阿下喜駅 | 阿下喜駅を含めてどの駅も自動改札機に | 駅周辺も整備されている |
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駅と駅周辺制にによってできた自転車置場 | 乗車体験用線路 | かつて走っていた電車を展示 |
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駅前にはバス停も整備 | 西桑名-阿下喜間は 30分間隔で運行 | 三岐鉄道カラーの電車 |
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毎月1回運行する「年金相談列車 | バラストを撒いた線路。枕木は木製のまま。 | 沿線では宅地開発もみられる |
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三岐鉄道との共通1日乗り放題パス |
乗って、見て、感じたこと @ 乗り継ぎ駅の桑名駅は2020年8月に橋上駅化が完成し、とても便利になった。北勢線の西桑名駅は古い駅舎のままである。駅周辺の再開発の中で新しくなればよいのだが。 A 終点の阿下喜駅は駅周辺も含めて新築・整備されて、とても綺麗になった。駅前広場にはバス停も整備され、交通ネットワークも意識している。動態保存された古い電車の乗車体験用施設もできた。 B すべての駅に自動改札機が設置されICカードが使えるようになっている。利便性の向上に力を入れていることがわかる。「地域の足」路線がぶれることなく続いている。「年金相談列車」も面白いアイデアである。 D クリスマス列車の運行、鉄道むすめ「楚原れんげ」のキャラクターをつくるなど、非日常的な利用の開拓にも力を入れている。鉄道グッズにもう少し工夫があればよいのだが。 |
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始点の西桑名駅入り口 | 「地域の皆様とともに走ります」の看板 | 西桑名駅は自動改札 |
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黄色の電車(西桑名駅) | 磁気定期券への変更案内 | ワンマン運転の車内 |
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北大社駅改札口 | 北勢線のPRポスター | 近鉄カラーの電車は三岐北勢線のヘッドマークをつけて走る |
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新しい駐輪場(北大社駅) | 阿下喜駅(無人)改札口 | 阿下喜駅に掲げられた看板 |
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北勢線歌のCDを発売中 | 阿下喜駅にある子どもの絵 |
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待合室にエアコンを設置(伊勢治田駅) | 待合室に投書箱を設置(伊勢治田駅) | 自転車持ち込みは有料 |
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回数券の案内ポスター | 電車に乗ってスタンプを集めよう | 駅舎が蒸気機関車(終点の西藤原駅) |
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黄色い電車 | 小型の蒸気機関車を展示(西藤原駅) |