日本一乗客は少ないが、貴重な交通手段として存在する
徳島・高知両県にまたがる第三セクター鉄道
2003年10月に探訪

 1992年に徳島県と高知県、沿線自治体が協力して開通させた第三セクター鉄道である。8.5qと短くすべて高架とトンネルと橋で、踏切は1つもない。阿佐東線≠ニ呼ばれ、JR牟岐線の延長路線になっている。日本一乗客が少なく、経営は厳しい状況である。  

人里離れた甲浦駅(無人) 甲浦駅で突然高架が途切れる 乗客はほとんどいなかった
乗客は1人 鉄道の日記念、児童図画展を
実施中
車両には絵がいっぱい
定期券を車内で販売 徳島往復用の阿佐海岸切符を
発売
宍喰駅は高架の下に。商工会と同じ建物だ。
レンタサイクルあり(宍喰駅)宍喰町は歴史ある古い町である 山を貫いて線路が延びる 海部駅でJR牟岐線と接続
阿佐海岸鉄道 2000年度
設立
営業
キロ
旅客輸送人員(千人) 輸送密度
(人/日)
鉄道営業収入(千円) 営業損益(千円) 収支係数 全事業経常損益(千円) 出資者
1988 8.5 103  216 21,303 51,675 342.6 徳島県、高知県、宍喰町、阿波銀行

見て感じたこと
 @ 乗客はほとんどいなかった。これで存在意義があるのかと心配になった。
 A 車内での児童図画展はヒットだと思う。

  阿佐海岸鉄道ホームページがあります