富山地方鉄道 
生活路線と観光路線を両立させてがんばる北陸の私鉄電車
@2005年10月に探訪 A2021年3月に探訪

 富山市内では路面電車も運行する会社である。通勤通学客だけでなく日常生活にも使われる生活路線。
立山黒部アルペンルートへの観光路線としても利用されている。富山駅には駅ビルもあり近代化も図っている。 

「世界最先端のまちづくり」富山市の到達点  「クルマ社会を問い直す(2020年6月) 
2021年3月に探訪
     
 電鉄富山駅 地鉄・富山駅  学生年間定期のポスター 
     
 宇奈月温泉駅行きの特急 ガラガラだった 車両は年季が入っている  PC枕木と木製枕木 
     
 部分的に枕木の交換を進めている  施設・設備の更新も必要である 所領も更新も必要だろう 
     
駅も車両も老朽化している  宇奈月温泉駅の地各区  宇奈月温泉駅近く 
     
 宇奈月温泉駅 宇奈月温泉駅・黒部峡谷鉄道  新黒部駅 新幹線と接続 
 見て感じたこと
@ 電鉄富山駅には、ロッテリアとドトールコーヒーが出店していた
A 観光に力を入れている
B 高校生向けの年間定期を販売している
C 路線が長く、橋も多い。架線の維持もあり、持続可能性のある体制を構築しなければならないだろうが。
D 枕木交換も進めているようだが、部分的なものにとどまっているようだ。
E 少子高齢化そして人口減少の中で、持続可能な道を探らなければならないだろう。それにしてもこの
 長い路線を運行している会社のみなさんにはエールを送りたい。

2005年10月に探訪
富山駅の改札口
地鉄の駅ビルにある
定期券に特典がある 沿線で宅地分譲
宇奈月温泉へのセット乗車券 宇奈月駅、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車 黒部峡谷鉄道
宇奈月駅 6200円で地鉄の電車とバスが1ヶ月乗り放題 JR魚津駅から新魚津駅を望む

富山地方鉄道 2002年度
設立
営業
キロ
旅客輸送人員(千人) 輸送密度
(人/日)
鉄道営業収入(千円) 営業損益(千円) 収支係数 全事業経常損益(千円) 出資者
1930 93.2 5,529 1,837 1,621,576 ▲199,707 112.3 立山開発鉄道、富山県、北陸電力

                見て感じたこと
 @ 電鉄富山駅は立派な駅ビルにある。魚津市内は高架になっているなど、施設設備にもきちんと投資  されている。
 A 宇奈月温泉行きの特急が走っているなど、観光に力を入れている。
 B 3つの路線と軌道を運行しているのは、地方鉄道としては素晴らしい。