路線縮小が続く能登半島の第三セクター
2004年10月に探訪
2021年3月、2回目探訪
七尾ー穴水間の七尾線33.1qと穴水ー蛸島間の能登線61.0qの2つの路線があるが、能登線は2005年3月末でで廃線になる。 2001年には輪島線が廃線になってしまい、路線の縮小が続く。平日でもお年寄りの利用が多いこのの路線が廃止されるとお年 寄りはどうなるのだろうか。乗っていてとても心配になった。宿泊セット券の発売など会社も努力はしてきた。沿線自治体も利用者 への助成金制度などで乗客増に努力してきた。空港の建設とを運営費を税金から出しているのだから、のと鉄道にもそれなりの 補助金を出してしかるべきではないだろうか。 2004年10月 |
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七尾駅 | JRと共用の七尾駅 | のと里山里海号のポスター |
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奥能登まるごとフリーきっぷのポスター | 硬券入場券のポスター | 運行は1時間に1本 |
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アハ量は新しい | 車内 ボックスシート | 七尾駅 JRは電化。特急も走る。 |
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能登演劇堂の横断幕 | 小さな駅舎 | 晴れていれば良い眺め |
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海沿いを走る | かつての観光列車 穴水駅 | 穴水駅が終点 この先は廃線 |
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雪は降る | 観光用の車両 | 駅併設の穴水町物産館 |
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駅ピアノが 穴水駅 | 子ども達の絵 穴水駅 |
乗って、見て、感じたこと ・乗客は高校生が中心だった。夕方だったからかも。 ・七尾駅にはのと鉄道の売店などはなし。 ・鉄道グッズはあまりない。 ・七尾駅には宣伝用ディスプレイもない。 ・里山里海号を運行 ・鉄道経営に対する意欲は余り感じられない。 ・「鉄道むすめ」とコラボしている。 ・鉄印帳もあるが、宣伝はない。 ・車両は古くはない。綺麗に使われている。 ・穴水駅は旅行センターになっている。 ・穴水駅にはアップライトピアノがあった。 ・駅に併設して、穴水街の物産館がある。 ・車両にはトイレが設置されている。 ・・穴水駅には、穴水駅以遠(現在は廃線)を運行していた「のと恋路号」が留置してある。 |
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七尾駅(JRと共用) | 沿線マップ(看板) | 1日フリーキップのポスター |
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能登空港の車体広告 | 平日の昼、お年寄りが多い | 青い海が見える |
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切符と宿泊券のセット販売 | お座敷列車の宣伝 | 小さな駅に降りるお年寄り達 |
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この駅もなくなってしまう | ITも取り入れている | 終点の蛸島駅 |
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駅待合室の子供の絵(珠洲駅) | 子どもの絵の展示(珠洲駅) | 2005年3月からは?(珠洲駅) |
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珠洲市は利用者に助成金を出している | 最近登場した黒塗りの車両 |
設立 年 |
営業 キロ |
旅客輸送人員(千人) | 輸送密度 (人/日) |
鉄道営業収入(千円) | 営業損益(千円) | 収支係数 | 全事業経常損益(千円) | 出資者 |
1987 | 94.1 | 2,033 | 824 | 508,189 | ▲305,170 | 160.1 | ▲270,538 | 石川県、北国銀行、北陸k銀行など |
見て感じたこと @ 昼間でのわりあい乗客はある。能登線も穴水からお年寄りがけっこう乗車する。 A 車内でお年寄り達が2005年3月廃止後のバスの話をしていた。日本の豊かさに取り残されようとし ているこの人達をどうしたらいいのだろうか。 B 穴水に車両基地がある。能登線は路線が長すぎて維持するのが大変なのであろう。 C 沿線の自治体も利用助成金制度などをつくり、乗客増に努めてきたようだ。 D 会社はお座敷列車などの観光利用に力を入れたがままならなかった。 E パート職員を配置している駅がけっこうある。人にやさしいという会社の方針がわかる。 F 能登半島は自然も美しいが、生活するには厳しいものがあるのだろう。鉄道がなくなればそれに拍 車がかかるように思う。 |
のと鉄道のHPがあります。