山口県東部の錦川流域を走る第三セクター
2004年11月に1回目探訪。2022年4月に2回目探訪。
JR岩徳線川西駅から錦川流域を錦町駅まで、32.7qの路線である。列車はすべてJR岩国駅発着であるが本数は少ない。「錦川清流線」と呼んで観光にも力を入れている。 特に錦町は「まちぐるみ博物館」と銘打ってPRしている。未開通部分のトンネルを公園として整備し、「トコトコトレイン」を休日に運行している。錦川流域住民の足として 健闘していはいるが、沿線人口を考えれば赤字経営を脱却するのは困難であろう。車両を沿線自治体ごとの塗装にしているのはおもしろい。(2004年11月) |
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岩国駅 | 岩国駅 錦川鉄道ホーム | 1両で |
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新しいデザイン | 観光客仕様の車内 | 清流新岩国駅 新幹線乗り換え |
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車内でもPR | 桜が美しい | 桜のデザイン |
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見事な桜 | 錦川 | 桜の中を進む |
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至る所で桜が満開 | 菜の花も咲く | 菜の花を育てている |
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錦川駅で降りる観光客 | キハがあった | 観光客用 |
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とことこトレインへ | マスコット ニシキー | 駅に博物館を併設 |
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錦川駅舎 | とことこトレイン乗り場 | 錦川の街並み |
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錦川の街並み | 駅にカフェもある | 博物館の鉄道コーナー |
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錦川駅 | 錦川駅 | 錦川駅 |
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乗り心地のよい車内 | 桜の中を | 桜の中で |
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撮影する人も | 撮影する人も | 桜尽くし |
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桜、さくら、サクラ…… | さくら |
乗って、見て、感じて、考えたこと @ すべて、岩国駅発着。 A 錦帯橋に行くのにも便利である。 B 車両は新しい。短観クロスシートなど、観客仕様になっている。 C 桜の季節の沿線風景では、日本一の鉄道だ! D 運転体験や未成線を利用したとことこトレインを運行している E 今後、インフラの維持が大変になりそうだ。 F 沿線人口は減少する一方であろう。 G 沿線はすべて岩国市内になったので、鉄道運営の合意は得やすいだろ。 H 錦川駅のある岩国市錦町広瀬のまちなみは、観光資源になっている。旧本陣も残り、宿場町の風情が感じられる。 I 錦川駅舎には、カフェと博物館が併設されたいる。バスとにしき川清流線を利用した団体客もやって来ていた。 J 沿線風景、日本一のローカル私鉄(三セク)として、今後も健闘を祈りたい。 |
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動物の絵 | 「美和村」用車両の塗装 | 小学生の絵を車内に展示 |
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セミクロスシート | ワンマン運転 | 錦町駅 |
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錦町駅 発車時刻の掲示 | 錦町駅 改札口の花 | 錦町駅 鉄道グッズ展示コーナー |
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ハイカラな錦町駅 | 駅構内の観光案内図 | 利用を呼び掛ける看板柱 |
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無料駐車場・錦町設置 | トコトコトレインとトンネル内の様子 | |
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書道作品の展示 | 「岩国市」の塗装 | 「本郷村」の塗装 |
設立 年 |
営業 キロ |
旅客輸送人員(千人) | 輸送密度 (人/日) |
鉄道営業収入(千円) | 営業損益(千円) | 収支係数 | 全事業経常損益(千円) | 出資者 |
1987 | 32.7 | 450 | 736 | 118,901 | ▲24,384 | 120.5 | ▲16,442 | 山口県、岩国市、錦町など |
見て感じたこと (2004年11月) @ 車両を自治体ごとの塗装にしているのはユニークである。 A 1950年代の建設だけあって、線路やトンネルは新しい感じがする。 B 車両は貫通扉のないレールバスで、JR西日本テクノ製造である。 C 朝はほぼ高校生、昼はお年寄りの利用が多かった。もっと本数を増やす必要があるのではないかと 思う。 D 32qの路線長がありながら経費が少ないために低収入でも赤字が少ないのだろうと思うが、将来を 考えると厳しい状況であろう。 E 終点の錦町は観光に力を入れているので、イベント列車などにも力を入れてはどうかと思う。 |
錦川鉄道のHPがります。