松本電鉄上高地線
上高地への観光路線として走り続けるローカル電車
2004年2月に探訪。2025年7月に2回目探訪。

 

2025年7月 2回目の探訪
  ローカル私鉄ではあるが、それらしくない環境である。つまり上高地への観光客の存在が大きい。
 鉄道グッズは販売していない。運賃収入だけで運行しているのは羨ましい。
 職員は少ないようだ。経費を抑えて本来の乗客輸送に徹しているように見える。インバウンドもあり、当面はしのげるだろうが、沿線の人口は減っていく
だろうから、もう少し地域との連携を進める必要があるのではないか。、
     
 松本駅 JRと共用 7番線ホームへ  7番線ホームへ 
     
 上高地線ホーム(7番線) JRと共用 アルピコ交通  JRは6番線 
     
 アルピコ交通 あずさも見える  自転車持ち込みOK 
     
 観光客と地域の利用者も WiFI OK!  自転車置き場あり 
     
 ベビーカーも ホームには点字ブロックもある  沿線住民の利用者 
     
 田園地帯も走る 耕作放棄地も目立つ  沿線には松本大学がアル 
     
 鉄道娘とのコラボ  松本サンガを応援 自転車置き場あり 
     
 松本サンガのロゴ 松本サンガの広告  沿線にはソーラーパネルも 
     
 線路はそろそろ更新が必要か 新島々駅  海外からの登山者 
     
 新島々駅 新島々駅  松本駅 

2024年2月 1回目探訪
  松本から新島々を結ぶ観光路線である。新島々駅前のバスターミナルには、たくさんのバスが駐車している。
すべて、観光局用であるから、春から秋にかけて活躍する。観光シーズン以外は閑散としている。1時間に1本程度の
電車は朝夕以外は乗客も少ない。鉄道とバスが観光客のために、同じアルピコグループとして連携しているのが強みである。
沿線住民の利用を増やすために、最近、無料駐車場を新村駅近くに設置して、実証実験を行っている。 
 Highland Rail と観光地風 リゾート列車の雰囲気 高校生が降りると閑散
ワンマン運転 車内には広告が目立つ 新島々駅前のバスターミナル
1時間に1本が基本のダイヤ 新島々駅ホームには看板が目立つ 車両基地のある新村駅(有人)
 パーク&ライドの実証実験駐車場 新村駅近くにある実験中の駐車場 新村駅のホーム

 

松本電気鉄道 
設立
営業
キロ
旅客輸送人員(千人) 輸送密度
(人/日)
鉄道営業収入(千円) 営業損益(千円) 収支係数 全事業経常損益(千円) 出資者
1920 14.4  1,466 2,217 387,227 ▲1,074 103.1 329,825 アルピコ自工など

                見て感じたこと
 @ 観光路線である。観光なしでは成り立たないと思う。
 A 日常の乗客を増やそうとする努力はあまりみられない。1時間間隔の運行を基本にしていては、乗客は増えないだろう。
 B 上高地線の宣伝パンフを駅で配っていた。

 松本電気鉄道のホームページがあります。  存続運動のホームページがいくつかあります。