万葉線

         2021年3月探訪
 富山県高岡市を走る路面電車。加越能鉄道の路線を受け継いで再出発。鉄道再生のパイオニア的存在。スーパー路面電車を初めて導入した。
 高岡市は富山県の中心都市の一つだが、富山市の発展ぶりに比べれば取り残されている感じは拭えない。万葉線は新築された高岡駅の1階に乗り入れているので、大変便利であるが、その駅ビルと改装された地下街はやや寂しい。北陸新幹線の駅が中心市街地からやや離れた「新高岡駅」となったことも影響しているだろう。
 しかし、万葉線は新型車両も増やしながら、高岡市と射水市を結び、人々の足として今日も走り続けている。  
     
新築された高岡駅 高岡駅1階の万葉線ホーム  ドラえもんトラム 
     
ドラえもんトラム、100万人乗車   定期券・回数券購入キャンペーン  駅のポスター
     
 ドラえもんトラムの車内 ドラえもんトラムの車内  スーパー路面電車 
     
 最初のスーパー路面電車 黄色のスーパー路面電車  越ノ潟駅に停車中のコミュニティバス 
     
 黄色のスーパー路面電車 越ノ潟駅  車内にはパンフレットあり 
     
高岡市内  ドラえもんトラムの車内  駅名に施設名が付いている 
     
旧型の路面電車  高岡駅1階の万葉線ホーム  高岡駅の地下街 閑散としている 

見て、乗って、感じたこと
・新しくなった高岡駅の1階にホームが造られ、利便性が格段に良くなった。残念ながら、高岡駅もそうだが、
乗客はあまりいない。
・ 高岡駅からは、15分ヘッドのパターンダイヤで運行している。
・途中駅での乗り降りが多い。
・平日も1日乗車券あり。
・車両は最新型も導入しているが、鉄橋などのインフラはむっかしのままである。
・高岡駅の地下街は、テナントが少なく、寂しい感じである。
・高岡駅には万葉線の売店がない。万葉線グッズの売り場も見当たらなかった。
・車内に沿線紹介のパンフや時刻表を置くなど、工夫している。