北陸鉄道
金沢市内と周辺部を結ぶ2つの路線の電車
2004年10月に探訪

 北陸鉄道は金沢市内から南に向かう石川線と北に向かう浅野川線の2つの路線を持つ。かつてはもっと多くの路線があったが、縮小してきた。経営は楽ではないだろうが、金沢市内と周辺を結ぶ路線であるために利用者も多い。車両はすべて中古であるが、整備も清掃も行き届いている。これからも客場慣れを防ぐような経営努力が必要である。

石川線
野町−加賀一宮
新西金沢駅(JRへの乗り換え駅) 新西金沢駅の窓口表示
車内、早朝だったのでk乗客まばら 車内のパンフレット入れ 加賀一宮駅
加賀一宮駅 野町駅 電光表示もある
浅野川線
北鉄金沢−内灘
地下にある入口ホーム 内灘行きの急行
サイクルトレインの案内 内灘駅 内灘駅のホーム
内灘駅付近の線路と道路 自転車整理員がいる(内灘駅) 内灘駅の新しい公衆トイレ

北陸鉄道 2001年度
設立
営業
キロ
旅客輸送人員(千人) 輸送密度
(人/日)
鉄道営業収入(千円) 営業損益(千円) 収支係数 全事業経常損益(千円) 出資者
1915 22.7 3,020 2.276 631,046 6,405 99.0 211,619 名古屋鉄道など

                見て感じたこと
 @ 浅野川線は金沢駅の改築に伴い、地下の乗り入れるにあたって近代化を図った。車両も比較的新   しい。
 A 内灘は金沢のベッドタウンとなり乗客も多い。内灘駅には内灘町がつくった公衆トイレと駐輪場があ  る。駐輪場には整理する人もいる。
 B 内灘駅手前の鉄橋では乗降運転しているが、橋の老朽化のためであろう。使節設備の改修が必要  になっているようだ。
 C 石川線は車両に冷房もなく、揺れも激しい。このままでは廃線問題が持ち上がる可能性がある。
 D この鉄道も国、県、市町村との連携が必要になっていると感じた。
 E サイクルトレインを開始するなど、乗客増の取り組みをしているが、まだ十分ではないように感じた。

北陸鉄道のHPあります。