北海道ちほく高原鉄道
廃止が決まってしまったふるさと銀河線
2005年3月に探訪

 探訪直前に廃止が決まってしまったふるさと銀河線。北海道と北見市が廃線の立場をとったために、沿線の自治体がまとまらず、廃線・バス代替となってしまった。廃線決定の1ヶ月前には1200人の存続集会もあり、陸別町長などは最後まで存続を主張したにもかかわらず、会社の取締役会で賛成多数により2006年3月の廃線が決まった。沿線自治体は駅舎を建て替え、駅を中心にしたまちづくりをしただけに残念である。

池田駅 JRと共用のホーム 席はほぼ埋まっていた 雪原を走る
プラカード 立派な跨線橋 ユニークな本別駅
立派な置戸駅 友の会会員の名前掲示(星形) がんばります!が空しい
銀河鉄道999のラッピング列車 置戸駅にて 置戸駅舎内にて
車内に自販機(イベント用車両) 乗客は2人(夕方) 北見駅の銀河線ホーム

北海道ちほく高原鉄道 2002年度
設立
営業
キロ
旅客輸送人員(千人) 輸送密度
(人/日)
鉄道営業収入(千円) 営業損益(千円) 収支係数 全事業経常損益(千円) 出資者
1989 140.0 536 281 196534 ▲412,917 310.1 ▲405,360 北海道、北見市など

                見て感じたこと
 @ 池田駅も北見駅も専用の入口はなく、JRにホームを間借りしている感じ。JRと一体のような状況であ  る。
 A 車両は手入れが行き届いておりきれいである。
 B 線形がよく、けっこうスピードが出ており、快走している。
 C 新しい駅舎が目立つ。
 D 小さな橋が多いので、維持は大変であると感じた。
 E 途中での乗り降りがかなりある。
 F 友の会があり、会員は好きな駅にネームプレートを飾ってもらえる。会員は全国に散らばっている。
 G 精算済券がクジになっていて毎月15人がアタリ、景品をもらえる。
  

北海道ちほく高原鉄道のHPがあります